外構・エクステリアの小長谷工業。ガーデニングからブロック工事カーポート・駐車場施工をお考えなら当社にお任せ下さい。
静岡県(藤枝市・志太郡(旧)・岡部町(旧)・大井川町・榛原町・焼津市・静岡市)周辺の施工を承ります。

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ブロック塀診断


ブロック塀は安全ですか?

 

記憶に新しい中越地震などの大規模な地震では、コンクリートブロック塀の倒壊事故が多く発生し、多数の死傷者が発生しています。

 
ブロック塀は安全ですか?
安全なブロック塀
ブロック塀はプライバシーの確保や防犯、防火など、普段の暮らしを守る重要な役割を果たします。しかし、地震などの際には塀の倒壊、ブロックの落下など、私達を危険にさらすこともあります。 安全なブロック塀
阪神淡路大震災で家屋の倒壊を支えたブロック塀(写真)
各部のポイント

【地盤】 地盤は、塀全体の重量を支える役目をもちます。基礎と一体となった塀を地震等で倒れないようにするには、地盤にあった基礎の形や根入れ深さが必要です。

【基礎】 たて筋は、壁にかかる横からの力(地震や風などによる)に負けないようにがんばる大切な背骨のようなものです。基礎から壁の上まで1本の鉄筋で立ち上げます。

【よこ筋】 よこ筋は、壁の長さ方向を1枚板のようにする役目をするもので、控え壁があるときは塀本体と控え壁をつなぎ、一体とする大切な鉄筋です。

【透かしブロック】 透かしブロックは、たて筋をいれるくぼみのあるブロックを使ってください。透かしブロックは見た目や風通しのためなどというだけで多く使うと、ブロック塀の強さが弱くなります。
【充てんモルタル】 充てんモルタルは、鉄筋とブロック、ブロックとブロックを一体化させるもので、塀全体を強くて丈夫な1枚の壁とします。また、鉄筋をさびさせない役目ももっています。ブロックの空洞にいれた鉄筋のまわりにはモルタルが十分に詰められないと、ブロック塀の強さが弱くなったり、鉄筋がさびてブロック塀の寿命が短くさせます。またモルタルは、鉄筋がはいっていないブロックのたて目地部分にできる空洞部分にも詰めないと塀が一体化しません。
【控え壁】 控え壁(控柱)は、倒れようとする塀を防ぐ役目を持ちます。 塀の高さが1.2m以上になるときは、塀の長さ3.4m以内ごとに控え壁(控え柱)をつくります。控え壁は基礎にも壁にも鉄筋をいれて、塀本体と一緒につくり一体とします。控え壁の部分だけを塀の本体より深く基礎を下げて、塀を倒れないようにする方法もあります。 【高さ】ブロック塀の高さは「建築基準法施行令第62条の8(補強コンクリートブロック造の塀)」によって2.2m以下の高さまでと規定されています。
 

簡単セルフチェック

傾き・グラツキがある。

傾き・グラツキがある。
 

塀が傾いていたり、手で押すとグラツキがあるものは、少しの揺れで塀が倒れる危険性があります。手で押して調べるときは周囲に注意してください。

高さが高すぎる。

 

ブロックの厚さが10cmの場合は塀の高さは2.0m以下、15cmの場合で2.2m以下です。高い塀は強い地震の揺れで倒れ易くなります。

ひび割れがある。

 

ひび割れは、その部分から雨水が入り 中にある鉄筋をさびさせ、長い間には鉄筋がなくなってしまいます。少しの揺れで塀が倒れる危険性があります。


控壁の間隔がひろすぎる。

 

 

 

高さが1.2mを超える塀では控壁が必要です。その間隔は3.4m以下で、この間隔が広すぎたり、控壁がない場合は、強い地震の揺れで倒れ易くなります。

透かしブロックが連続して使用されている、また多すぎる。

 

配筋用のエグレのない透かしブロックは必要な鉄筋が入りません。したがって、鉄筋の入っていないこのような塀は強い地震の揺れで倒れ易くなります。

築後30年以上たっている。またブロックがボロボロである。

 

長い間にブロックが劣化し、雨水が入り鉄筋をさびさせて塀の耐久・耐震性に問題がでます。

 

 


石垣などの上に建っている。

 

石垣の上の塀は、地震などの揺れに抵抗する鉄筋が、塀下の石垣に固定されません。したがって、少しの揺れで 塀が倒れることになります。

土留めに使っている。

 

 

ブロックでの土留めは、後ろの土の重量を支えるだけのブロックの厚さや必要な鉄筋の本数が不足します。したがってこのようなつくりかたは地震で倒れる危険性が大です。

※これらに該当しない場合でも、通学路に面したブロック塀、建築後20年以上経っているブロック塀、立てに積み増ししたブロック塀は、地震の際に倒壊やブロック落下の危険性があります。


もっと詳しいセルフチェックはこちら


ブロック塀の耐久年数をご存知ですか?

ブロック塀は、良い設計・施工で作られたものでも、常に外気に接する過酷な環境にあるため、約20年で鉄筋にさびが認められるようになります。日本建築学会の調査によると、ブロック塀に期待する耐久年数は約30年です。 しかし、実際には、基礎が不充分であったり、控壁を設けていなかったり、鉄筋が入っていない場合もあります。また、建築用空洞コンクリートブロックは本来、土留に使用することは認められていないにも係わらず土留擁壁として使用されているものもあります。通学路や道路に面しているブロック塀は必ず確認してください。


【地震とブロック塀】

震度 屋外の状況
5弱 補強されていないブロック塀が倒れたりする。電柱が揺れる。
5強 補強されていないブロック塀の多くが倒れ、墓石の多くが倒れる。
6弱 (記載なし)
6強 補強されていないブロック塀のほとんどが倒れる。
7 破鏡されているブロック塀も破損することがある

※補強されているブロック塀とは法令に基づいて鉄筋やモルタルで補強されたブロック塀


安全なブロック塀の提案

平面的に工夫する

L型やT型の平面を持つ壁体は、地震や風による転倒力に対する抵抗力が向上します。

道路境界より離す


ブロック塀を道路境界より離すと、ブロック塀の転倒による被害を少なくすることができます。



安心なブロック塀への取り組み

弊社では、安全なブロック塀の施工に力を入れています。

ブロック塀は建築基準法によって、ブロックの厚さや塀の高さ、ブロック塀に使われる材料などが規定されていますが、弊社独自でより安全なブロック塀の施工をしております。

よこ筋は、壁の長さ方向を1枚板のようにする役目をするもので、控え壁があるときは塀本体と控え壁をつなぎ、一体とする大切な鉄筋です。

たて筋は、普通80cm以下の間隔でいれますが、弊社では半分の40cmでいれます。


只今、ブロック塀の無料点検受付実施中!!

静岡県では、東海地震における住宅の倒壊から一人でも多くの県民の生命を守るため、全国に先駆けて平成13年度にプロジェクト「TOUKAI(東海・倒壊)−0(ゼロ)」を立上げ、市町村と一体となって昭和56年5月以前の木造住宅の耐震化を推進しています。また、市長村によって、ブロック塀の撤去や造り替えなどで、補助が受けられる場合があります。

弊社も安心で安全な町づくりに貢献すべく、ブロック塀診断を無料にて承ります。診断結果の分かりやすい解説と補強の提案をさせて頂きます。

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